民生委員・児童委員とは

組織概要

どのように選ばれるの

民生委員・児童委員は、市町村に設置された民生委員推薦会によりその選考が行われ、都道府県知事に推薦されます。推薦会は、市町村議会議員、民生委員・児童委員、社会福祉や教育関係者、行政機関職員等がそのメンバーとなります。都道府県知事は選ばれた人々について都道府県に設置された地方社会福祉審議会に意見を聴いたのちに、厚生労働大臣に推薦し、厚生労働大臣が委嘱します。

組織は?

民生委員・児童委員の全員が、市町村内の小地域ごとに設置された民生委員・児童委員協議会に参加しています。その数は全国で約10,160か所あります。各協議会には、互選によって選ばれた代表者がいて、毎月1回定例会議を開いています。地域の福祉問題の分析や担当している世帯への援助方法の検討などを行い、日ごろの活動を推進するうえで大切な場となっています。

担当する区域があるの?

全国では総数22万人を超える民生委員・児童委員がすべての地域にいます。委員一人ひとりに担当する区域が定められており、政令指定都市では220 ~440世帯ごとに1人というような配置基準があります。

現在、精華町には、民生委員・児童委員が64人(主任児童委員5人含む)います。約250世帯に1人の割合になっています。

民生委員・児童委員は、民生委員法ならびに児童福祉法にその設置が定められています。

民生委員は民生委員法によって設置が定められ、児童委員は児童福祉法によって民生委員が児童委員を兼ねることとなっています。また、民生委員・児童委員の中に、児童福祉問題を専門に担当する「主任児童委員」が設置されています。
民生委員・児童委員の任期は3年間です。

民生委員のマークの由来

現在のマークの図柄は昭和35年(1960)年に公募して選ばれたものです。幸せのめばえをしめす四つ葉のクローバーをバックに、民生委員の「み」の文字と児童委員をしめす双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕をあらわしています。